Month: 5月 2016

名古屋で訪問看護を受ける両親

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もともと、私は高校を卒業したら、地元のどこかで就職を決めて、あとはのんびり暮らそうと思っていた。
しかし、たまたま私の入った高校が、私の入学した年からカリキュラムを改定し、進学重視に特化してしまった。
当時、帰宅部だった私は、半ば強制的に放課後講習に叩き込まれて、いつの間にか進学志望者の一人に仕立て上げられた。
その後、最終的に大学に進学することが決まり、地元を出ていったのである。
あれから、なんとか大学を出て、社会人になったけれども、社会人になったのは地元ではなく、遠く離れた大学のある都市である。
いま両親は、故郷・名古屋で訪問看護を受けながら生活している。
高齢化が叫ばれる昨今、いわゆる「老老介護」の問題が取り沙汰されているが、いまの我が家は訪問看護のほか、現在も実家に住んでいる私の姉が、家での生活をサポートしている。
申し訳ない、と思う反面、自分がもし姉の立場だったら、いったいいつまで正気を保っていられるのだろうか、と思ってしまう。
介護する側が介護に疲れてしまうというのはよくあるパターンだからだ。
今の私にできることは、定期的に帰省して、手伝いをすることくらいなのだが。